この記事は2011年3月2日、私がまだ前の会社を経営していた頃にFacebookで公開した内容です。
日本のベンチャー・キャピタルの一部は、本当にダメな人たちです。
先日、日経産業新聞にて弊社のニュースが紹介されました。
そして日経産業といえば、掲載されれば必ずベンチャーキャピタル(VC)からの連絡が来ることで有名です。
技術に興味を持っていただいたのであれば本当にありがたいのですが、
残念ながら到底そうとは思えないメールばかりでした。
彼らの送ってくるメールは本当にひどい。大切な事だから2度いいます。本当にひどい。
一つ、某金融系VCからのメールを企業名をふせて公開してみましょう。
本日の日経産業新聞を拝見しまして、
一度お会いさせていただけないかと思い
メールさせていただきました。 お忙しいところ恐れ入りますが、
よろしくご検討お願いいたします。
こんなメールです。他のVCもほとんど似たような感じです。
このメール、要約すると
「私、あなたのプロフ見て興味持っちゃいました。
一度会いたいな(ハート)よければ連絡ください~☆」
という内容です。出会い系のスパムと変わらない。返信したら架空請求されそうです(笑)
むしろ彼らの方があの手この手でクリックさせようと努力している分だけマシかもしれません。
そもそもベンチャーキャピタリストがDeal Sourceを新聞に求めている時点で失格です。
一部の大企業様はニュースリリースの2カ月以上前から技術の存在をかぎつけて連絡を頂きましたし、
2ヶ月に1回くらい弊社に情報交換にいらっしゃるVCさんにも今回の技術は伝えております。
新聞を読んで連絡を頂いた企業様でも、「こういう用途はどうか」と返信したくなる内容で頂いております。
頑張っているVCがある一方で、こんな程度の低いVCがまだ淘汰されていない現状は
日本のベンチャー業界にとって大きな問題であると感じます。
新聞を読んで定型メールを送っているベンチャーキャピタリストは、恥を知った方が良いです。