JavaScript で頻出する undefined
と null
について語ります。
言語仕様上の違い
JavaScript (ECMAScript) において、仕様上 undefined
と null
は当然ながら明確に区別されています。いくつか言語仕様上の扱いについて挙げてみます。
比較
厳密な比較演算子 === において undefined
と null
は区別されます。ゆるい比較演算子 == においては両者は区別されません(仕様 7.2.14)。
console.log(undefined === null); // false
console.log(undefined == null); // true
他の falsy な値(false とみなされる値)との比較は、ゆるい比較演算子であっても区別されます(仕様 同上)。
console.log(undefined == false); // false
console.log(null == ""); // false
console.log(undefined == 0); // false
この「ゆるい比較演算子による null
と undefined
の比較」は、広く使われています。
function checkValue(value) {
if (!value) {
console.log("value is falsy.");
}
if (value == null) {
console.log("value is null or undefined.");
}
}
checkValue(); // value is falsy & value is null or undefined
checkValue(""); // value is falsy
checkValue(0); // value is falsy
0 や 空文字列のような falsy な値は受け付けつつ、null
と undefined
を弾きたい、という場面において、「null
とのゆるい比較演算子による比較」は歴史的にもよく使われています。覚えておくと良いでしょう。
余談ですが、少し特殊な例として、ブラウザにおいてゆるい比較演算子は document.all
と undefined
ならびに null
を区別しません(仕様 B.3.6.2)。詳細については以前のブログ記事にまとめましたので、興味のある方は読んでみてください。
console.log(document.all); // [HTMLAllCollection]
console.log(document.all == undefined); // true
console.log(document.all === undefined); // false
console.log(document.all == null); // true
console.log(document.all === null); // false
const dda = document.all;
console.log(dda == undefined); // true
JSON
JSON に変換する際にも undefined
と null
で差があります。(@tamtam180 さん、指摘ありがとうございます)。
null
は JSON 化する時に特に問題なく扱えます(仕様 25.5.2.2 の 5)。
const obj = {key: null, array: [1, null, 3, null]};
console.log(JSON.stringify(obj));
// {"key":null,"array":[1,null,3,null]}
一方、undefined
はオブジェクトの value に指定されていた場合はその要素が無視され(仕様 25.5.2.5 の 8-b)、配列の要素であった場合には null
に変換されます(仕様 25.5.2.6 の 8-b)。
const obj = {key: undefined, array: [1, undefined, 3, undefined]};
console.log(JSON.stringify(obj));
// {"array":[1,null,3,null]}
そもそもの JSON の仕様に undefined
がないため、一貫性のない挙動になっています。気をつけましょう。
そして私の個人的な意見ですが、null
と undefined
の言語仕様上の違いにおいて、実務上しっかりと覚えておく必要があるのはここまでだと思います。ここから下は「意味上の違い」の章まで読み飛ばしても大丈夫だと思います。
型
ECMAScript において、undefined
は Undefined 型、null
は Null 型になります(仕様 6.1.1 ならびに 6.1.2)。なお、この型は内部的なもので、実際のコードには登場しません。
typeof
演算子の返す結果も違います。typeof undefined
は undefined
を返し、typeof null
は object
を返します(仕様 13.5.3)。typeof null
の結果に納得がいかない方もいらっしゃるかと思いますが、仕様に書いてあるので仕方ありません。
console.log(typeof undefined === 'undefined'); // true
console.log(typeof null === 'object'); // true
余談ですが、typeof
演算子は右辺の値が宣言されていなくても例外を飛ばさず undefined
を返す(仕様 13.5.3.1 の 2 項目)ため、グローバルオブジェクトの存在を確認する時に使われることもあります。ECMAScript 3 から 5 への移行期では、JSON
オブジェクトの存在確認によく使われていました。
if (typeof LOVE === "undefined") {
console.log("typeof LOVE doesn't throw any exceptions");
}
if (LOVE === undefined) {
// ReferenceError: LOVE is not defined
}
変換
Boolean 型に変換すると、両者とも false
に変換されます(仕様 7.1.2)。
console.log(Boolean(undefined)); // false
console.log(Boolean(null)); // false
Number 型に変換すると、undefined
は NaN
に、null
は 0
に変換されます(仕様 7.1.4)。この仕様に納得のいかない方もいらっしゃるかと思いますが、仕様に書いてあるので仕方ありません。
console.log(Number(undefined)); // NaN
console.log(Number(null)); // 0
String 型に変換すると、undefined
は "undefined"
という文字列に、null
は "null"
という文字列に変換されます(仕様 7.1.17)。
console.log(String(undefined)); // "undefined"
console.log(String(null)); // "null"
リテラル
null
は予約語であり、null
と書くと null
が返ります。null
リテラルは仕様 12.9.1 に、その実行時の挙動は仕様 13.2.3.1 に書かれています。
undefined
は予約語ではなく、グローバルオブジェクトのプロパティとして定義されています(仕様 19.1.4)。ECMAScript 5 より上書きが出来ない設定に変更されておりますが、上書きが出来ないだけで代入は可能ですし、スコープを用意すればそのスコープ内では undefined
に別の値を代入することも出来ます。もちろんそんなコードを書くメリットは皆無です。
undefined = 7;
console.log(undefined); // undefined
{
const undefined = 7;
console.log(undefined); // 7
}
なぜこのような仕様になっているのか納得のいかない方もいらっしゃるかと思いますが、仕様に書いてあるので仕方ありません。
なお 100% 確実に undefined
値を取得したい場合は void
演算子を使います(仕様 13.5.2)。これは単項演算子であり、右側に引数を取りますが、しかしその引数は一切使われません。これも完全に意味不明な挙動だと思う方もいらっしゃるかと思いますが、仕様に書いてあるので仕方ありません。void
演算子の引数は使用されませんが、引数の評価はされます。
console.log(void 0); // undefined
console.log(void "Hello, world!"); // undefined
console.log(void (() => console.log("abc"))()); // abc, undefined
なお void
演算子は、歴史的には DOM のイベントハンドラをインラインの JavaScript で実装する時に多用されており、最近でも Non-leaking Arrow Function の文脈で散見されます。しかし存在すら知らない方も多い無名な演算子であるのは間違いないので、プロジェクトやコミュニティのコンセンサスのない場所では使わない方が良いと思います。
余談になりますが、ECMAScript 3 時代(IE 6 の時代)はグローバルオブジェクトの undefined
プロパティを書き換えることが可能でしたので、一部のコードでは以下のようなコードを書いて undefined
上書き対策を行うテクニックもありました。jQuery などで使われていた記憶があります。今はもうグローバルオブジェクトの undefined
プロパティが上書きされる心配はないので、このようなテクニックは必要ありません。
(function (undefined) {
// この関数は引数なしで呼ばれるので、引数 undefined には undefined が代入される
// よって、この関数内においては必ず undefined を参照すると undefined が入っていることが保障される
})();
そして、このように undefined
という引数名や変数名に undefined
を代入するテクニックがあるせいで、もし今さら仕様で undefined
を予約語に変更してしまうと、jQuery を含む過去のコードで動かないものが多数出てしまいます。それは Don't break the web.
の原則に反します。そのため、今やもう undefined
を予約語にしたくともすることが出来なくなっているのです。悲しい歴史です。
意味上の違い
ここまでは事実ベースで書いてきましたが、ここからは私見も入ります。ご注意ください。
undefined
undefined
は、文字通り「定義されていない」ことを意味する場面で使われます。定義されない変数や、指定されなかった引数、値を指定しなかった関数の返り値などでよく登場します。
let value;
console.log(value); // undefined
((arg) => {
console.log(arg); // undefined
})();
const f = () => {};
console.log(f()); // undefined
また、配列の range 外アクセスをしたり、オブジェクトの存在しないプロパティを参照した場合にも登場します。
const arr = [0, 1, 2];
console.log(arr[3]); // undefined
const obj = {};
console.log(obj.foo); // undefined
これらの undefined
は、undefined
を代入した配列、もしくは undefined
を代入したオブジェクトのプロパティとは意味的に異なるものです。
const arr = [0, 1, 2];
console.log(arr[3]); // undefined
console.log(arr.length); // 3
arr[3] = undefined;
console.log(arr[3]); // undefined
console.log(arr.length); // 4
arr.splice(3, 1);
console.log(arr[3]); // undefined
console.log(arr.length); // 3
const obj = {};
console.log(obj.foo); // undefined
console.log(obj.hasOwnProperty("foo")); // false
obj.foo = undefined;
console.log(obj.foo); // undefined
console.log(obj.hasOwnProperty("foo")); // true
delete obj.foo;
console.log(obj.foo); // undefined
console.log(obj.hasOwnProperty("foo")); // false
null
null
は「存在しない」ことを表したい場面で使われる値です。関数の返り値などで、返り値が存在しなかったことを示すために使われます。
console.log(document.getElementById("")); // null
null
は undefined
と違って、明示的に指定しない限り、滅多に登場しません。ECMAScript の範囲で null
リテラルを参照せずに null
を作り出すのは至難の業です。これは良い JavaScript クイズになると思います。私の思いついた・教えてもらった作り出し方(ネタバレ注意)以外にもし別解がある方は是非 @tkihira まで教えて下さい。
一方で、DOM や Node.js の API では値が存在しないことを示す返り値に null
を返すものがほとんどで、明示的に undefined
を返すものはあまりありません。
ECMAScript では typeof null === "object"
の仕様から想像するに、null
を「インスタンスのないオブジェクト」という意味で捉えているのかな、と個人的に考えております。なので、数値型を返す関数で 0 が false を意味したり、文字列型を返す関数で空文字列 “” が false を意味するのと同じように、オブジェクト型を返す関数において false の意味を返したい時に null
を利用するのが良いのではないだろうか、と考えております。
個人的な undefined
と null
の使い分けの考え方
ここからは完全に個人の見解となりますのでご注意ください。
変数への代入
個人的には「変数、配列の要素、オブジェクトのプロパティに、undefined
が代入されうるコードは良くない」と考えています。
前述したように undefined
は突然登場するタイミングが多くある一方で null
は予期せぬタイミングで登場することはほとんどありません。一切 undefined
を変数などに代入しないコーディングスタイルを利用していると、もし実行時に何らかの変数やプロパティに undefined
が入っていた場合、それは即座にバグであることが確定します。そしてそれは大抵の場合、配列外アクセスや存在しないプロパティへのアクセスによって生み出されているはずなので、デバッグも比較的容易になります。
JavaScript は動的言語であり、いかに TypeScript を使ってガチガチに型を定義していようとも、実行時に undefined
が入ることを 100% 防ぐことは出来ません。なので、もしコードで undefined
を明示的に代入していたり、もしくは変数やプロパティの中に undefined
が入りうるパスを許している場合、その undefined
が実行時エラーによって発生したのか、意図的に代入しているのかを即座に判断することが出来なくなります。
全ての変数やプロパティに undefined
を入れないか、許容するにしても引数のみにし、それも絶対に他の変数等に伝搬させない形を徹底することで、実行時に undefined
が発生するバグが出た場合の調査を楽にすることが出来ます。一般的に undefined
と NaN
は根本原因の場所とは全然関係のない場所で顕在化することが多く、問題が発生した際に少しでもトラッキングを楽にするという意味で効果的だと思います。
また意味的にも、undefined
は定義されていないもののみに紐づくべきであり、変数やプロパティなどの明確に「定義」されている要素に紐づくべきではないという考え方もあります。返り値でも、明示的に return undefined;
とするのは間違っていると考えております。値を返すべき関数であれば null
を返すべきでしょうし、そうでない場合は return;
とのみ書いて明示的に undefined
を返すべきではないです。
undefined
との比較
一方で、個人的に undefined
を比較等に使用するのには寛容です。オブジェクトのプロパティの存在確認などで undefined
と比較するのは、本来は hasOwnProperty
等を使うべきであり、意味的にはあまり良くないかもしれません。ただ実務上そこの違いがバグにつながることはまずないため、良いのではないかと思います。
前述の通り ECMAScript 3 においては undefined
に別の数値を代入可能であったために undefined
という名前への参照の利用を厭う方も多いですが、今の御時世 ECMAScript 3 を考慮しなければいけない環境は絶滅危惧種ですし、現実的に考える必要はないと思います。逆にお行儀よく void 0
のような形で undefined
を取り出しても、むしろそれが可読性を落としてしまうデメリットの方が大きい可能性まであります。
自分の場合、プロパティや引数などを undefined
であるかどうか確認する必要がある時は、ゆるい比較演算子を用いて value == null
と比較することがほとんどです。ただ稀に本当に undefined
のみと比較しなければいけないことがある場合は、躊躇なく厳密な比較演算子 === を用いて value === undefined
と比較しています。
まとめると、個人的に undefined
を代入等で変数やプロパティに入れることには反対だが、undefined
と比較するのは寛容である、ということです。
TypeScript の null
と undefined
の考え方
ここまで読んでいただいた方に対してちゃぶ台をひっくり返すのは大変に心苦しいのですが、この私の考え方はおそらく TypeScript の思想と真っ向から対立しています。
TypeScript の optional arguments/properties
まず実用の観点での話ですが、TypeScript の optional arguments/properties name?
が実用上 | undefined
と同じ内容を示すように出来ており(セマンティクスは異なるのですが)、型定義を短くするためには null
ではなく undefined
を利用する方が便利です。引数の optional 定義はそもそもの JavaScript の挙動とも一致するので、引数において undefined
を多用するのは自然なことでしょう。
そして、| undefined
で定義された型に対して、さらに | null
を追加するのはどう考えてもナンセンスです。なのでそういった値に対して null
を代入したくなったり、引数を別の変数にコピーしたくなった場合は、null
ではなくて undefined
を利用する方が自然になるでしょう。
このように、TypeScript の環境下においては undefined
を代入用途でも利用するのは理解が出来る話であり、TypeScript を使っていると自然と undefined
を扱うことが増えるのではないかと思います。そもそも、TypeScript を使っているとランタイムエラーが発生する可能性がかなり小さくなるわけですし、TypeScript において undefined
を使うのはむしろ自然な話なのかもしれません。
(ここら辺の情報は @shibu_jp さん提供です、ありがとうございます!)
TypeScript Deep Dive の考え方
(以下の情報は @bad_at_math さん提供です、ありがとうございます!)
TypeScript Deep Dive という本には、“Null vs. Undefined” という章において
JavaScript (and by extension TypeScript) has two bottom types : null and undefined. They are intended to mean different things:
- Something hasn't been initialized : undefined.
- Something is currently unavailable: null.
という記載があります。私のような undefined
撲滅過激派の思考からすると少し生ぬるい感じがしますが、この考え方に従うのも良いと思います。
TypeScript Contributor の Coding Guideline
TypeScript の Contributor のための Coding Guidline の “null and undefined” の節には、シンプルに
Use undefined. Do not use null.
とわかりやすく書いてあります。null
撲滅過激派ですね!
事実、どのように使い分けるのかを悩むくらいなら、一切使わないという考え方は合理的だと思います。どちらを撲滅しやすいかを考えると、残念ながら null
撲滅の方が多くのメンバーの間で意思統一しやすいと思います。とはいえ DOM や Node.js の API 等で null
を返すものは大量に存在するわけで、結局のところどちらも完全な撲滅は出来ないのですが。
なお、このページの一番上に「今すぐ読むのをやめろ!これは TypeScript コミュニティのための規範的なガイドラインじゃないぞ!!!!」ってデカデカと書いてあります。これがあくまで TypeScript の Contributor のための Coding Guideline という点には留意してください。でも TypeScript 本体の開発者たちが基本的にこういう考え方をしているというのは参考になるところです。
もっとも、@__gfx__ さんはこのような過激な意見を言っていました。
TypeScript compilerはTypeScriptの最古のコードなので、そのコーディングスタイルはあまり参考にすべきでない、というのがコミュニティのコンセンサスだと思いますよ…。
余談
さて、なぜ TypeScript の Contributor は null
を使わないのでしょうか。
「JavaScript: The Good Parts」という(もう時代遅れの本であり、むしろ読むべきではない本だと思うので、敢えてリンクは貼らないでおきます)、2008年に出版されて JavaScript 業界にに大きな影響を与えた本があります。その著者の Douglas Crockford は、JSLint 等の開発者としても有名ですが、2014 年の講演において「私は null
を使わない」と表明しています。要約すると、「undefined
と null
は同じ様な型であり、別々に存在する意味はない。そして言語で undefined
が頻出するなら、null
は必要ない」という考え方のようです。
私は上記の本は当時の JavaScript においてはとても良い本だと思って他人にも積極的に勧めていた一方で、その本における undefined
と null
の扱い方が非常に悪いものだったという意見を持っておりました。手元にないのですが、Appendix において「決して == を使うな、常に === を使え」という指摘があった記憶があります。当時、それを真に受けた人たちの value !== null && value !== undefined
という(個人的には見るに堪えない)コードが量産されました。
私はこれらの Douglas Crockford の考え方それ自体は面白いなと思っており、おそらく TypeScript の null
を絶対に使わないという考え方も、このような考え方が根底にあるのかな、と想像しております。皆さんの「なぜ TypeScript は null
を使わないのか」を想像する足がかりになれば、と思います。
なお Node.js コミュニティ会長の @yosuke_furukawa さんは以下のようなコメントでした。
null よりも undefined を好んで使ってるの、 Douglas Crockford か TS Contributor しか居ない気もしている
まとめ
JavaScript において undefined
値は頻出しますので、その取り扱いについては慣れておく必要があります。しかし残念ながら、仕様上 undefined
や null
は一貫しない振る舞いをしているように感じることも多く、直感的に扱いづらい値です。その挙動を仕様から追いたくなった場合には、本記事はきっと役に立つことでしょう。また null
と undefined
の違いによる問題に直面する機会はそこまでないと思いますが、もしどちらの値を使うのが望ましいか悩むことなどがあった際には、この記事にかかれているいくつかの事例が手助けになるかと思います。
そして undefined
と null
をどのように使うか、という点に関しては、世の中千差万別の考え方があって面白いですね。それぞれのコーディングスタイルにはそれぞれ筋の通った考え方があり、それを理解することは言語自体に対する考え方をも深めるものだと思います。この記事が皆さんの JavaScript に対する興味や理解を深めるものになれば光栄です。
最後に。正直に申し上げると、undefined
と null
の使い分けの重要度は低いです。これは自転車置き場の議論に近いものがあります。あまり本気にならない方が良いと思います。それぞれの言語仕様上の違いさえ理解していれば、使い分けは大きな問題ではないと思います。
余談: なぜ undefined
と null
が別々に登場したのか
JavaScript の開発者である Brendan 氏がツイッターで以下のような発言をされています(@bad_at_math さん、ありがとうございます)。
@ronkorving 1/ Java <=> JS bridge (LiveConnect) part of plan from start because MILLJ. Java had null and primitives, e.g. int string double.
— BrendanEich (@BrendanEich) October 9, 2015
ここからのスレッドを読むと、歴史的には Java と JavaScript の通信に対するサポートが言語設計の基底にあったようです。なるほどなぁ…。